楽器ソンに行ってきた

5月末に真鶴で開催されるハッカソンイベント「楽器ソン」の前哨戦として開催されたアイデアソンに参加してきた。

同僚のギター弾きエンジニアに、面白そうな企画があるよと連絡したら興味を示したため、一緒に参加した。
てきとうに5組のチームに分かれ、私のチームはみんなエンジニアさんだった。
「はじめて触った楽器」の絵を描いて軽く自己紹介をしてから、「新しい演奏方法」「昨日触ったもの」というテーマで言葉を付箋に書き出していく。

書き出し前の雑談中にすでに盛り上がり始めていた我々は
・開催地は真鶴
・海があってお魚がおいしい
・意外と石が有名
という事で「お魚を石で焼いて食べたい」という気持ちで出発していた。

そこにアイデア出しで出たキーワードが「延長コード」だの「砂」だのと追加されていき
「砂ならまだギリギリ(焼ける)」「コードをショートさせて(焼ける)」と、焼く方向性から離脱できずに
最終的にプロミュージシャンの方にゲストメンバーとして来ていただいた。
その結果「寿司を回そう」という結論が出た。冷静になると全然楽器じゃない。
昼間から振る舞われるビールが我々の正気を奪い、酩酊の気配を帯びた者共に真鶴の海の幸はあまりに魅力的だったのだ。

プロが「それはおもしろい!」と、我々のアイデアを受けて「こういうUIのシーケンサーがあって…」などアドバイスしてくれるものだから
「プロが認めてくれている」という謎の安心感も手伝ってどんどん話が進み
最終的に我々が考えたのは、真鶴の新鮮なお魚を利用した、ノれて美味しい寿司ーケンサーだ。

回転寿司を利用したシーケンサーというアイデア

A photo posted by YamaP (@ramphastosp) on

ベルトコンベアがそのままループシーケンサーになり、ネタが(音素材としての)ネタになる。
お皿がDJ(板前)の前を通過した際に、ネタが鳴る。

さまざまなネタを取り揃える必要があるため、DJ(板前)は朝の4時から市場でネタをdigるのだ。

ゆくゆくは寿司ドルも登場する

板前のプレイとテク(鮨職人的な意味で)を堪能したレシートは「プレイリスト」になっており
今日の寿司プレイリストをSNSにUPする事が若者の間でステータスとなり宣伝効果もバッチリ。
心配されるマネタイズの問題だが、既に日本全国に浸透している回転寿司なのでビジネスモデルが確率されているという強みがある。
そして寿司+テクノロジーという日本の文化のハイブリッドなので、今注目されているインバウンドの業態に滑り込んでいく事ができる。

ベルトコンベアの速度がbpmなのでメタルっぽいのとかやるとネタがふっとぶ可能性がある事を除けば非常に画期的なシーケンサーだと思う。

アイデアソンだからって実現可否をシカトしたネタを放り込んだ感が否めないが、ネタだっていいじゃない、寿司だけに。

という訳ではじめてのアイデアソンは非常に楽しかった。
芸術科高卒エンジニアという事で、ガチ理系の人への申し訳なさを抱えて生きてきたけれど
ちょっとだけ絵が描けますというのが、意外な場面で役に立つこともあるんだなぁと思った。

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